INTERVIEW-05

約束は
必ず守る

1995年入社
機械工学科卒
Y・I 業務部 課長

学生から社会人へ
意識改革は会社行事で

大学の工学部機械学科で熱工学を専攻していました。熱エネルギーの技術やその活用方法を主に扱うものですから、当社の工事管理とは異なります。

しかし、どういうわけか研究室の教授と三沢電機との間に縁があり、そのつながりで紹介していただきました。面接はまだ花咲営業所が建設中でしたので本社で。うまくいったと思っていたのですが、なかなか本採用の連絡が来ません。教授に相談すると連絡を取ってくれて大丈夫と。当時はそんな時代だったのでしょう。縁はつながっていたとホッとしたのを憶えていますね。

当社は周年行事である賀詞交歓会に協力会社も招いて大々的に行うのですが、その新年会に新入社員として呼ばれたのが会社行事に初めて参加したできごと。ここで学生から社会人への変化を意識しました。

職人そして、
社長からの学び

最初に配属されたのは空調工事部。入社から3日目の朝、上司と現場へ行き、職人を紹介され、そのまま「付いていけ」と言われました。「体で覚えなさい」。そういう時代でしたから、必死で職人の手元として働き、なんとか一人で現場を任されるように。

ここでは「約束を守る」ことがいかに大事か教わりました。職人たちは日々、工期という「約束」を守って仕事をしていて、それを破れば後工程の全てに迷惑をかけるうえ、ややもすれば、次には使ってもらえなくなります。職人は皆、身をもって知っているのです。ここでの経験は非常に勉強になりました。

次に配属されたのが業務部。当社の業務すべての設計・積算・予算組や資材の買い付けなどを行う購買関係、請求書や伝票関係の処理を一括に担う部署です。当時は現在の社長が一手に引き受けていましたが、他部署へ異動が決まり、私に後任の白羽の矢が立ったのです。4カ月ほど引継ぎ期間に仕事を教わり、それから設備関係の購買はひとりでやるようになりました。現・社長から学んだこの期間も私にとって良い想い出となっています。

実はその後、また現場へ異動になって、再び業務部に戻るという、我社でも珍しい社歴を持っています。そのおかげで、1番重要な現場と業務のコミュニケーションを取ることができていると自負しています(笑)

MESSAGE FOR FRESHERS!

吸収する気持ちがあれば、最初はむしろ真っ白で構わない

大学の学びがどれだけ社会に通用するのかは未知の領域でしたから「やってみてから」と楽観的に考えていました。それは、入社前に「うちの会社は現場監督を主にしている会社だけど、同じことは二度と起こらない。新しいことが続く仕事なんだよ」と三沢電機の先輩から教えていただいていたからです。

入社すると、今度は「その日あったわからないことをノートに箇条書きに書いていきなさい。そのあと、わかったことから消していきなさい。消した分が君の知識だよ」と。これが私には合っていて、今でもメモは取るようにしています。

そんなふうに、何もないところに放り出されたような気になっていても、自分のことを見ていて、心がほぐれる助言をしてくれる先輩方が、三沢電機にはたくさんいます。

吸収しようというやる気さえあれば、最初はむしろ、真っ白のほうが良い。

三沢電機はそんな会社だと思います。ぜひ一緒に働きましょう。